2009-12-30

よりよく死ぬための哲学

NHKの番組、爆笑問題のニッポンの教養を観た。
テーマは「よりよく死ぬための哲学」。

今回出演した清水哲郎東京大学教授は、25年前に始まった妻のガン闘病をきっかけに、医療現場に足場を置きながら思索を続けてきた。
医療告知や緩和医療など、ぎりぎりの状況で意志決定や選択を迫られる患者とその近親者に対して、医療の側はどう理解し、どう寄り添っていけばいいのか。

人の死=関係の死という話があった。
爆笑問題の田中さんは奥さんと離婚した。
田中さんにとっては「離婚しましょう」と言ってからの奥さんと、それまでずっと好きでいてくれた奥さんは全く別の人間になっている。
関係の切れてしまった奥さんは死んでしまったも同然であると言っていた。
別の人に変わっているから、いくら探しても昔の奥さんはもういない→死んだも同然であるということだ。

=====
ちょっと脱線すると、このことに関しては自分も付き合っていた彼女を失くして(亡くして)同じことを思ったので正しいと思う。好きでいてくれたあの人はもういない。
振られた瞬間の、何を言っても聞いてくれない、あの状況を思い出せば思い出すほどすでに彼女は死んでいたんだなと思える。何を言っても元に戻ろうとしてくれない、自分の知らない彼女。別人の彼女。幽霊。
=====

この人間の死=関係の死を踏まえて、人は死にどのように向き合えばいいのか。
医療の現場で、死に直面した患者や家族の思いに医療の側はどのように向き合えば良いのかというものを考えてみる。

結論は「一般的な死など無い。死は人それぞれにある。」という話で締めくくられた番組内容だった。

死ぬのは人の勝手かもしれない。
でもそれでは社会として成り立たなくなっている。
どういう「死に方=生き終わり方」も良いとは思うが、現代ではこのままでは社会が、地域医療が崩壊してしまう。

そこで考えたのは、その勝手を実現する社会システムが必要なのかもしれないということ。

「みんなに見守られて死にたい」
「人様に迷惑をかけて死にたくない」
この両方が実現できて、なおかつ社会として無理が生じないシステム。

現在の日本の地域医療は、世界最高峰の少子高齢化率によってすでに崩壊している。
患者の家族が地域医療に参加できず、家族である患者を「預ける」という状況になってしまう事で問題がさらに悪化している。

たとえば親が危篤で「これ以上このままにしておくと辛いだろうし、本人を楽にしてあげた方が…」のような話が病院側と家族の間で行われていたとする。

家族は死に慣れていない。対して病院側は死に慣れている。
親の死は仕方ない事であるし、親より先に死なない限りは、誰もが経験することだ。
しかし、家族の生死の責任を医療現場に「預ける」という行為のせいで、家族側は死を避けようとしているのではないだろうか。

人は必ず死ぬ。自分も受け入れたくなんて無い。しかし、それでは無責任なのではないだろうか。
医療現場と患者との関係は家族に比べればかなり薄いものだ。
そこに家族を預けてしまっていること自体に疑問を持つべきだ。

「預ける」のではなく「家族と一緒に参加する」べきなのではないだろうか?

番組の中ではもうひとつ面白い話があった。

「葬式行った時の幸福感」
死んでからの幸福感。遺族が思うのは、これから死ぬという不安がない安心。
生きていることは不安定で、死んでやっと安定する。
死に際をどのように過ごさせるか。恋愛で言えばどのように別れ際の話をするか。
死に際にやりたいことを全うさせてやった、達成させてあげた死んでしまった今の方が安心している。
別れ際でお互いに理解することができてから別れた、相手を納得させて別れられた方が悩みもなく安心できる。(まぁ自分はこれが出来なかったせいで腐ってしまったのですがw)

この死んでしまった後の考えに何かヒントがあると思う。
やはり、死ぬまで、別れるまでのやり取りや心の準備が必要なのだろうと思う。

死んでしまう家族の決定を、皆が安心してOK出来るシステム作りをするべき。
そのためには日ごろから家族との連携をとれるような、社会システムが重要である。
死に別れも恋人同士の別れも同様、急な話では周りに色々と負担がかかる。
その負担が地域医療崩壊という現象まで膨れ上がった今、「日ごろのやり取り」という小さなコミュニケーションの積み重ねの重要性を物語っている。

どういう「死に方=生き終わり方」も良いとは思うが、現代ではこのままでは社会が、地域医療が崩壊してしまう。
綺麗事だけでは済まさず、多様な生き終わり方を実現するために、理想と現実のバランスのとれた社会システムデザインが重要なのだ。

ここで書いたシステムをどのように具体化するかは、今後の修士論文で発表できればと思う。
頑張ります。(とりあえず第1版早く書きあげないと…orz)


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2009-12-24

iPhoneカバー

せっかく海外サイトから買ったiPhoneのカバーが落下の衝撃により、バッキバキに割れてしまった。

仕方ないので新しいのを探しているが、なかなか店頭では気に入るデザインのものがない。

ちょっと値が張るけど、iSkinというカバーを買おうと思う。
デザインも良い。グリップも良い。画面の保護シールがちょっと気にくわないから、つけないと思うけど。。



これをクリスマスプレゼントとして自分に贈りたいと思います。

メリークリスマス(ノゝ∀・)キラッ☆


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2009-12-03

プライドを捨てろ

調子が悪いなんてそんなもんじゃない。

はっきり言って最近の自分には本当に呆れる。
きっと周りからもそう思われている時期だろう。
少し見直して、やる気を出したい。


研究に身が入っていない。
約束したことを実行しない。
やれることをやろうとしない。
やるべきことを後回しにしてしまう。
おかしいと思ったものを批判、罵倒する。
やりたいと思ったことへの行動力が伴っていない。
仕事に集中しない。
やる気がない。

それなのになめられるのが嫌い。
口だけの負けず嫌い。
周りが悪いと文句を言う。
実力が全く伴っていない。
挙句の果てに彼女に振られるなんておまけもついた。


自分の置かれた立場に浮かれて、自分を見失ってるんじゃないか。
自分の実力なんてこんなもんじゃないか。
変なプライドを持っているんじゃないのか。

プログラムなんてやろうと思えばいくらでも書けると思いこんでる。
プレゼンは何となくやればそれなりのものができると勘違いしてる。
やることが多すぎるから自分は忙しくて大変だと忙しい人ぶる。
研究で自分の意思に合わないものは殆ど信じない。

何一つ出来ていないのに。


そのくだらない恥を捨てろ。

自分はまだまだまだまだ学んでいかなきゃならない時期じゃないか。
いや、むしろ学びが終わる時期なんてない。

自分は自分が思うほど凄い人間じゃない。
きっと、自分の尊敬する人だって慢心ばかりしていたら尊敬の対象になってない。

偉そうにするな。
自分の実力を思い知れ。


つまり…

「泥にまみれろよ。」

ってことだ。

よし、やろう!!

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2009-11-18

「一人暮らしあんしん電話」が製品化されました

本日11月18日の毎日新聞の朝刊、「安心・安全ナビ」コーナーにて以前やっていた研究が掲載されました。

http://mainichi.jp/life/health/news/20091118ddm013100159000c.html

2007年7月から試行していた研究なので、現在は利用を医師に任せ、この度他企業の協力により2010年1月より製品化されることになりました。

「一人暮らしあんしん電話」という学部生からやっていた研究ですが、様々な苦労もあり、今回の製品化は自分も少なからず関わっているものなので、世の中に対し、学生のうちから貢献することができて本当に感慨深いです。


私のやっている研究は社会システムデザインという分野?の研究なのですが、一言でいえば社会問題となっている仕組みをRe-designするという研究(そのままw)です。

今やっている事は今回の製品化された研究に少し関連して、電話を使った「医療・介護関係者と患者の家族を繋ぐ地域間あんしんシステム」っていうのをやってます。
宮城県・山梨県など地方に実際に足を運び、様々な地域で働く医師から地域医療の現場について調査し、それをもとにシステム設計、開発、試験運用、保守・点検…等など、やること満載の研究です。

12月10日に札幌で開催される電子情報通信学会のHCGシンポジウムでインタラクティブ発表(ポスターセッション)で参加予定です。
http://www.ieice.org/~hcg/sympo2009/

今回の記事は凄いモチベーションアップになった!!!
よし、今日も頑張ろう!!


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2009-11-09

はじめての自炊

一人暮らし初日


初めての朝食


白菜を煮込んだ料理。引っ越したばかりでテーブルがなかったのでPCデスクでw



レベルアップした朝食


パスタ初挑戦


家で鍋もしましたよっと


↑で貰った日本酒がうまかった。その名もイマジンwwありがとう!


番外編。原宿の餃子屋さんに連れて行ってもらいました!安いし美味い!!!



朝食もしっかり作ってます。たまご丼!あんかけも作ってます。



定番。肉じゃがも作りました。


ここまで来ると、朝ごはんも手早く作れるように。


朝ごはんのほうが自炊率が高いです。夜はレトルトだったり余り物だったりもする。この日は二日酔いのためたまご粥をやってみました。


これは夜中作業しててに急に酒が飲みたくなって、レシピ無しで作った余り物料理。
玉ねぎをオリーブオイルで炒めてシーチキンを追加して味付けに塩コショー、日本酒を入れてます。地味に美味い。



最近は鳥胸肉を塩漬けして作る、鳥はむというものも作っています。
仕込みに結構時間がかかるので、定期的に冷蔵庫で寝かせてありますw


これを寝かせます。味はハムに近いんですが、ハーブとかで色んなアレンジが加えられます。これにはクレイジーソルトってのを使って別の味付けがしてあります。



そしてカレー!鳥はむと鳥はむスープを使ってます!これがめちゃめちゃ美味かった!!


あとは鳥はむのおつまみ。軽く塩コショウして、オリーブオイルをかけ、パセリを乗せただけ!


残った鳥はむのスープは鳥ガラみたいなもんなので、これを使ってポトフ風スープも作ってみました。これもレシピ無しの適当料理…。
玉ねぎジャガイモにんじん鳥はむを鳥はむスープで煮て、塩コショウにんにく醤油で味付け、最後に卵を流しいれてます。


にんにく醤油は自作してます。
醤油にスライスしたにんにくを入れて漬けておくだけ!!
どんな料理にもつかえて良い感じです。


まだまだ料理始めたばっかりですが、かなり楽しい!!!
ただ、最後のスープもそうですが、作る分量が難しい…。
タッパーで取っておくにしても、少量で物足りないし…1.5人前くらい食べたいので、結局2人前食べてるという現状ですw

次はハンバーグとか餃子とか、さらにはお菓子とかにも挑戦したい!
がんばります!

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2009-11-04

歴史が動く


ネット選挙運動、解禁の方針


ついに…!

これは必然の流れだと思う。
ただ、どこまでが今後解禁になるのかも気になる。

インターネットはただの道具でしかあり得ない。
ただし、個人の情報発信力は格段に上がる。
今まで資金がなかったり、組織票に埋もれていたような、実力ではどうにもできなかった人たちが当選を果たすこともあるだろう。

若者の政治参加も増えるはず。
日本を皆でより良い方向に導く。

今まで国でやられていた「選挙にいこう!」みたいなくだらないキャンペーンをやるのではなく、もっと具体的な情報をネットで手軽に見れるようにする。
忙しい人が多い現代で、時間のかかる街頭演説を駅前で立ち止まって聞こうと思う人はなかなかいない。Twitterで一言つぶやいてもらったほうが何倍も効果があると思う。
今後の選挙の戦略も大きく変わっていくのだろう。

中傷やなりすましといった問題も、嘘を嘘と見抜ける人であれば問題ない。
その辺をしっかり国民に学ばせる必要がある。
これを余りネットについて知らない人が多く見ているテレビに期待する。
中傷があるのはむしろ良いこと。
メリットしか見せない立候補者にするどい質問が飛ぶのを、みんなが見れるわけだから。
見当違いな意見や、くだらない意見に関してもまた誰かが指摘してくれるはず。(はてなブックマークに多くみられる現象)

あくまで情報の取り捨て選択は本人次第。
道具としてインターネットが使われるだけで、本質は変わらない。

さぁ、日本も面白くなってきたぞ。


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2009-09-17

あの子が教えてくれた人生で一番大切なただ一つのこと

ある出来事が起こりました。
とても悲しい事です。

でも得ることがとてもたくさんあったので、絶対に忘れないためにも、ここに記しておきます。


ここ最近の僕は、やけに自信家で上から目線でものを言ったり、知らない者に対して高圧的な態度をとったり、馬鹿にしたような態度を取ることが多々ありました。

議論や面接のような場で、自分の意見を言う分にはこのような自信はあった方が良いと思うのですが、僕のいけないところは普段の会話においてもこの癖が出るという事です。

このことについては1年以上前、すでに親にも言われていたことで、「性格が変わってしまった」、「こんな風に育てた覚えはない」という風に怒られていました。

性格が変わったことに関しては、僕の私生活が大きく影響しています。
僕は生活をしていく上で一番身近にいる”この人面白い!!”と思った人のことを吸収していきたいという気持ちがあります。
最近はとても良い友人に恵まれ、自分の意見をしっかりと持って行動力・発言力のある素晴らしい人が一番身近なところに居たのです。

しかし、それを正しく使える友人とは違って、誤った方向に使ってしまう、自分の未熟さ、甘さ、実力のなさに気づけないのが本当にいけなかった。
それは、いつもの日常会話の中でも人のことをバカにしたり、自分の意見を大したことないのに自信満々に語り出し、周囲の人を呆れさせていたと思います。
不快な思いをさせた方々、本当に申し訳ありませんでした。

つまり、今の自分に欠けているものとして、「思いやり」が足りないことに尽きると思います。



長い年月と、人生をまるっきり違うものに変えてしまう経験を僕に与え、分かっているのに行動できない、何度も与えられたチャンスをモノにできない、本当に愚かで馬鹿な僕にわからせてくれた。

思いやりの無いコミュニケーションは成立しません。
悪口などを聞いている側は次第に呆れていき、関心が、心が無くなってしまうから。


僕は本当に間違っていた。
なんで解決を後回しにするんだろう。
なんでこんな事になってしまったんだろう。
理由は全てわかっている。
なのになぜ?
本当になにをやっていたんだ、僕は…。


これから僕は変わらなければいけない。
このままの僕では人間として最低になってしまう。
人の話を素直に聞きいれ、思いやりを持ってコミュニケーションをとる。
思いやりを持って、行動する。守ってあげる。


これがあの子が教えてくれた人生で一番大切なただ一つのこと

本当にありがとう。
俺、がんばるから。




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2009-08-18

アニメからみるコミュニケーションの原点

最近”秒速5センチメートル”というアニメを観ました。
小学校の卒業と同時に離れ離れになった男の子と女の子が、中学、高校、社会人と時を重ねていき、その二人の心の距離を様々な表現を用いて描いた作品です。

時代はちょうど僕と同じくらい。
中学ではケータイが無かったので、手紙でのやり取り、高校からはケータイ使ってメールでやり取りしてたので、ホントにそれくらいの時期。

二人のやり取りしている手紙の届くスピード、メールのスピード、気持ちがそれぞれに届くスピード、もしくは離れていくスピード。
これらのスピードをテーマにしたタイトルが"秒速5センチメートル"。

この作品を知って感じたのは心の距離を自覚するってのは残酷だということ。
実際青春時代に付き合った人がいたわけではないので、詳しい気持ちまではわかりませんが。

1、2話(3話で構成されている短編映画集。1.桜花抄、2.コスモナウト、3.秒速5センチメートルの順。)に関しては若い頃の恋愛っていう擬似体験をさせてもらった。
3話は…自分を重ねてしまえて正直恐くなった…。

そして一番思ったことは、メールじゃ気持ちは伝わらない。やっぱり会うって凄い大切だということ。
メール、もしくは手紙は気持ちを伝える為に技術がいる。
思った事をうまく伝えるには、電話みたいに声が聞こえて相手が分かるものがいい。
声でしか伝わらない抑揚、息遣い、テンポみたいなものはメールでは表せない。
メールは細かい癖とか、文面でしか相手が分からない。その文面を整えるには時間がかかりすぎる。

メールみたいに相手の時間を気にしないで送れてしまう非同期なやりとりもコミュニケーション上、実は弊害になっている気がする。
同じ時間を共有するのも大事。

やっぱり会って直接触れ合うコミュニケーションは最高だが、場所の制約がある以上、ツールを使わざるを得ない。
そこでどんなツールを使うかが大事。
気持ちが伝わって、よりリアルタイムなコミュニケーションができる手段が。

現代人?は忙しい。
なかなかリアルタイムなコミュニケーションをとることが難しくなっている。
最近の自分の話だけど、結局自分の不安を話したり、情報共有できていないと分かり合う事はできなかった。
また、現状に甘えて会う事を怠ると、関係は破綻する。

「あなたのことは今でもすき、でも1000回メールやりとりしてもこころは1センチくらいしか近づけませんでした」
これは作中に出てくる、男女の別れのメールの内容です。
逆に言えば、人と心が通えばコミュニケーションの回数にかかわらず幸せになれる。
ただツールを使っていても、心は通わせられない。

また、

"空気を共有する"。

これも直接会ってコミュニケーションをする上で必要な条件だと思う。
メディアを情報を伝える媒体と定義するなら、コミュニケーションに使うメディアは少ないほうが良い。
会うって事は声の振動を伝える空気しかメディアがない。
その時は声だけでなく、五感をフルに使ってコミュニケーションが取れている。

相手の顔を知らないやり取りも微妙な感じがするってのもわかった。
確かに最近twitterで知り合った人と直接会ったりするけど、顔が分からないままやり取りしてる時と、一回会った後でやり取りした時では親密度が違う。

やっぱり、会うって大切。

桜花抄、コスモナウト、秒速5センチメートル。どれも素晴らしかった。
時間軸が自分の時代と似ていて、それに伴って手紙、ケータイとツールも進化していく。
コミュニケーションのリアルな描写がぽかぽかさせてくれたり、残酷な気持ちを教えてくれた。
良作。観て無い人は是非。



そしてもう一つ、この時期に最高の作品に出会うことが出来た。

そうです。絶賛公開中(2009/08/18現在)の”サマーウォーズ”。

以下、パンフレットから引用。

========================================
電子メールをはじめとするコミュニケーションツールの発達は、新しい家族のあり方を生み出しつつあります。直接言葉を交わさずとも、遠く離れた家族がメールでつながりを確認する。それが今の家族のあり方なのかもしれません。
ますます普及するコミュニケーションツールを肯定しつつ、昔ながらの家族の絆が持つ普遍的な力が、世界的な危機をも乗り越える瞬間を、爽快なアクションとともに描き出します。それは、ますます混沌を深める世界の中で、もう一度私達の原点を見直し、明日へと歩みを進める指針となるはずです。
========================================

コミュニケーションツールが発達した現代をちょっと進んだ未来っぽい世界観で描かれたこの作品でも、ツールに頼らず、大事なときは人と人との直接の助け合いが必要であると言われていました。

やはりここでも言えるのは究極のコミュニケーションは”会う”という事ですね。

まだ細かいところ覚えて無いから、もう一回観にいかないといけないな!


実はこの辺の話は、今ちょうど私が研究している内容とリンクしていて、地方の福祉介護医療サービスを受けている地方に住む高齢者(80~90歳)と都会に住む娘・息子(60~70歳)をどうやって心を通わせるかという手段を考えています。
最近大学で参加している研究プロジェクトで宮城と山梨に出張して、地方の医療介護関係者にインタビューしてきました。
ちょっと話が複雑なので省略しますが、地方と都会という場所の制約のせいでコミュニケーションが取れなくなり、疎遠になったまま死を迎える親を巡って様々な問題が起こっています。


”会う”ことがなかなか出来ない状況で、どれだけ”会う”コミュニケーションに近づけるか。
様々なコミュニケーションツールが普及していても、それを使うだけでは心を通わせることは出来ない。
でも”会う”ことを何かに代用することは出来ない。
”会う”ことと、何かのシステムを使って場所の制約などを補完することを一緒にしてはいけない。
”会う”ことは出来ないが、”会う”時に意思が共有できている状態を作り出せるためのシステムが必要なのかもしれない。


とまぁ、アニメから色々ヒントを得ることができた。
日本のアニメ万歳!!!!

次は何観ようかな~w

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2009-07-16

短いのは最高。twitterありがと。

短いのは最高―葉書はSMSを産みSMSはTwitterを産んだ


ちょっと前の記事ですが、とても共感しているのであえてブログに。

最近はメールでのやりとりがもう社会システムの一つとして定着してしまったせいで、ビジネスメールやら何やら定型文ができていたり、新緑の候(時期違うけどw)だかよくわかんない文章まで書かなきゃいけない時もあります。

マジでうんざり。
でも最近はやり取りに140文字の制限をかけてくれるtwitterを常用してます。

SMS使えよっていうのは無しで、日本人はSMSを使う文化がないんだからしょうがない。

140文字しかないから、細かい定型文を入れなくても怒られない。
多少なれなれしい内容になってしまうのも、すぐに仲良くなれて最高。
そんな風潮があるtwitterのやり取りが大好きです。

このブログにもメルアドは記載してません。
出来れば僕には気を使ってほしくないからです。(あと返信が面倒w)

早く電子メールに代わる、一般人も使えるメディアができてくれないかなぁ。
それがtwitterみたいなものだったらどれほど世界は良くなるだろうか。

とりあえず、今一番期待してるのはGoogle Wave
電子メールを過去のものにしてくれ!!

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2009-07-08

ユメ見る論文

研究論文のThesis statementを決める。それにあたってのメモ。
最近海外で活躍する素敵な先生に指導を頂いて自分なりに考えてみました。


ユメ見る論文を書く。
ただしどれだけ論理的にユメを語れるかが重要。

電話によるコミュニケーションを"再発明"する。
これが僕のユメ。


コミュニケーションとは何か?
人と情報を交換・共有する。または発信する。

コミュニケーションにはどんな手法があるか?
話す事、電話などの音声通話、手紙、メール、SNS。
あと過去の自分の研究から言えばプッシュホン(「一人暮らしあんしん電話」システムの構築とフィールドテスト)。
医師が患者に電話を自動発信して、ボタン信号を返してもらうことで体調を返答してもらっています。


電話コミュニケーションを再発明すると何が起こるか?どう役に立つか?
これを使えばPCなどの電子機器に弱い高齢者でも新しい技術を利用出来るようになる。
IT技術が進歩した今、電話の利用方法の可能性も広がっている。
情報格差やデバイスに左右されない万能なツールの一つ、電話。
例えば医療の分野で医師が患者の見守りを電話の自動発信+プッシュホンによる健康状態の回答で行える。
日本は高齢化率世界No.1の国である。
ゆえに、このような異常なまでの高齢化率を誇る国の高齢者に対する研究は、他の国においても非常に参考になるものと考えられる。


高齢者やその他情報格差、デバイスの壁に阻まれている人が受けられていないものとは?
情報の補完・共有・発信


既存の有効そうなシステム。
ユニファイドメッセージ。
電話やFAX、電子メールなどの各種通信をPCで一元管理し、異なるメディアからもアクセスし情報を取り出せるようにすること。
だが、社会システムとして一般に機能している例は少ない。


メリット・デメリット
電話の普及率は固定電話、携帯電話を含めほとんどの家庭に普及しているので誰でも利用できるデバイスである。
電話に出れない状況の場合、かけ直しなどを行う必要がある。⇒煩わしさが生まれる


どうやって実現するか?
IVR(Interactive Voice Response:自動音声応答機能)+DTMF(プッシュホン)+音声認識を最適な組み合わせを用いて利用する。


利用例(想定システム)はどんなものがあるか?
医師による高齢者見守りシステム。(「一人暮らしあんしん電話」(上記にURL))
高齢者同士の電話によるSNS。(連絡網×メーリングリスト×コミュニティ)
シルバー人材センターなどでのジョブマッチング(買い物に行って欲しいなどの軽作業を求めている人が、就業登録者全員に電話で募集。)


結局なんの研究をするのか?
電話インタフェースの再構築。
高齢社会における効率的な電話利用方法を研究開発する。
ボタン信号+音声認識によりIVR(自動音声応答機能)をより使いやすくかつ精度の高い音声認識の手法を研究する。



あくまでメモです。
まだまだ自分の頭では分かってて、書くべきなのに気付いていないことだらけです。
「もっとこんな事に使えるんじゃないの」
「アレを使えばもっと面白い事ができるよ」
「こんなメリット・デメリットもあるでしょ」等など…
御質問、御意見、ご感想めちゃめちゃお待ちしております。


mixi,twitter,skypeやbloggerコメントで話しかけてくれれば喜びます><
よろしくお願いいたします!

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2009-06-19

本屋に行ったら衝動買いしそうになった本メモ

デジタルネイティブが世界を変える


高い…。グーグルCEOのインタビューとかも載ってるらしい。
この本はネット世代の、企業、社会、学校、家庭、政治などへの影響とインパクトを、
詳細なデータに基づいて分析している…らしい。
洋書なので海外の話がいっぱいで為になる。


任天堂"驚き"を生む方程式


凄い企業ってのは何が違うのかを知りたい。
任天堂の経営についてはほとんど知らされてこなかったそうだ。
それが明かされる1冊。


ITロードマップ(2009年版)


前から欲しかった本。
ずっと忘れてたら購買意欲が落ちてきた…。
中身もすでに時代遅れ感がするのは気のせいだろうか?


ハッカーと画家


ポールグレアムの名著。
読み物としても良いだろうし、ものすごく魅かれる一冊。


クラウド化する世界


バズワードになりかけてるとか言われている”クラウド”だが、最近はそうでもなさそう?
これはクラウドがなんなのかっていうのはどうでもよくて、今後のWeb業界への影響が気になるから読みたい一冊。


クラウド・コンピューティング~Web2.0の先にくるもの~


クラウド2冊目。副題が微妙w
新書なので安い。クラウド本を意外と読めていないので読みたいだけ。
やっぱ買うなら上の方かな。


600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス


僕の中ではレシピ共有サイト?のクックパッドの新書。
最近上場したばっかりだし、旬ですね。
何かと話題のクックパッド、その辺のWeb企業とは一味違った雰囲気を持っているので、これも要チェック。


Google経済学


Googleの本が読みたいわけでなく、経済の勉強がしたいというだけ。
あわせて買いたい「Google会計学」って本もある。
ニュース記事を違う視点で見れるようになりたい。


ネイティブの子供を手本にすると 英語はすぐ喋れる


簡単な英語から、どんどん話すためのボキャブラリを増やしていってくれる構造になっている本。
最近話したいことがぱっと英語で表現出来ないし、文法とか完全に忘れてしまっているのでこういう方法で覚えていくのはいいかも。
英語の本はあまり買わないけどちょっと欲しくなった。


これ全部買ったらヤバい事になるな…。
中古でも高いし!

誰か持ってるか買ってたら貸してください><



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2009-06-09

「ユメみるiPhone」プレゼント企画に当たった!!

Blogの"かつて音楽と呼ばれたもの"を書いていらっしゃる徳井 直生さんがやっていた、「ユメみるiPhone」プレゼント企画に当選しましたw




詳細は
プレゼントのお知らせ

当ブログをご覧になっている方に抽選で「ユメみるiPhone」を2冊プレゼントいたします。
応募はTwitterで@naotokui ににメッセージを送ってください。
メッセージには「ユメみるiPhoneプレゼント希望」の一文に加えて、このブログ記事へのリンクを貼ってください。
リンクを貼るのは、他のところでもTwitterを使ってプレゼントをやっているので、抽選の際に区別するためです。
みなさんのご応募お待ちしております。

という内容で2冊しかないようなプレゼントに当たったのは人生初ですw
余りの確率の低さに正直軽い気持ちで応募していたのですがまさか当たるとは!!

しかもiPhone欲しくてたまらないというだけで、実際はiPhone持ってません…orz
W-ZERO3が欲しかったので、学生は2年縛りで本体価格無料!みたいなキャンペーンをやってた時に購入してしまい、今はスケジュール管理などに使っている程度です…。

2年縛りはおそらく10月位に切れるのですが、今回の件で待ちきれなくなりました。

WILLCOM解約を検討した上で、本日発表されたiPhone3G Sの購入も検討したいと思います!!!

すげーワクワクしてきた><

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2009-05-31

Poken買ったよ!!



ついにPokenを買いました。
持ってる人がいたら今度ぜひハイフォーしましょう!!

池袋のビックカメラにて購入。
結構端っこの方に置いてあったのでわからなかった…。

買ったのはニンジャのPokenです。
色々改造とかしたいですけど、まだ買ったばっかだし、2個目を買える財力がついてからにします…。

ストラップの利用方法が謎なのと、電池で動いているので6ヶ月毎に交換しなきゃいけないのは結構だるい><
ストラップに関しては、ネックストラップとかにつけるのが良さそう。
なんか良い持ち歩き方法ないかなぁ~。


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2009-05-29

おいしいコーヒーの淹れ方


       4           3         2         1
          _         __
    :.. :. ≡=-i'__l,       ,-i,_,l 、                 __
    iコ==ラ`'i ti      //l   l       ,-,_        ,i,_,i_
.      /  /l/      l i,,l   l |      /'-' `i         |  `i
      /  /    ←   `"|iコ=''   ←   | lヽl li,  ←    | lヽi li,
     ./  /          | .i .|       | | // l      .| l-'l |,l
    i' /l .l,           | || |       E三l_l_A      'Fヲ|,H
    l l .ヽ,ヽ,            | || |_                 ,i_| .| |
   -'-'  -'-'         ‐' ' `‐'                  -'‐'

   砂糖と塩を      コーヒーを     たたむ       脱ぐ
   まちがえる。       つくる



これで十分だと思うんですが、調べたところコーヒーメーカーで煎れる場合は煎りたて、挽きたてであればあるほどおいしく飲めて、あとは良くないくらいしかありませんでした。

よく適量を間違えるのでそれだけまとめ。

人数分  粉の量  抽出量
1人分 15g カップ1.5 150~200cc
2人分 20g カップ2.0 220~250cc
3人分 30g カップ3.0 330~400cc
4人分 40g カップ4.0 450~550cc


さーて、淹れますかね。

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2009-05-23

「エンジニアの未来サミット 0905」に行ってきた感想



エンジニアの未来サミット 0905 エンジニア・サバイバルに参加してきました。

ものすごく為になる話がいっぱいだった。忘れないように頑張って記します。
文章力無さすぎます。。
手書きのメモを見ながらさらに要約して書いているので、話が間違っていたりしたらコメント欄にご連絡ください。

場所は秋葉原UDX。キレイなところだったなぁ~。


このサミットではIT=ネガティブみたいなイメージを無くしたり、エンジニアのスキルや働き方、生き方などを素晴らしいパネラーの方々が話し合った。

1部2部の構成に分かれていて、1部は「おしえて!アルファギーク─エンジニアが幸せになる方法」、2部は「第二部:dankogai無双もとい、弾 vs. 個性派エンジニア ─サバイバル討論」というものでした。

第1部のパネラーは(敬称略):吉岡 弘隆(進行),ひが やすを,谷口 公一,楠 正憲
第2部のパネラーは(敬称略):小飼 弾,閑歳 孝子,米林 正明,山崎 徳之,井上 恭輔,高井 直人,モデレータ:馮 富久(技術評論社)
というとても面白そうなメンバー構成です。

まずは第1部ですが、始まった時によしおかさんが言った言葉が「人生に正解は無い。」
今日の勉強会をとても良いものにしてくれるものでした。
色んな人の話を聞いて良いなと思ったことを真似っこするくらいのスタンスがちょうど良い。
これを念頭に置いて話を聞くことによって、とても為になる話をいい意味で”なんとなく”聞けてよかったです。


1部の話の中で印象に残ったのはOSSの話。
ひがやすをさんが質問していた、よしおかさんが25歳だったら何してる?という質問で、「オープンソースを書く。今の若い人は恵まれてる。」と言っていた。
昔は何かを作るときでも、自社の○○、自社の××・・・で構成されていたものが、今はOSSという社外で作られたものを使って自社のものとして作られている。
オープンソースを開発しているような社外の凄い人たちの技術が、インターネット上で集まり、公開され、社外の力をロールモデルにまで出来るようになった。
つまり昔と違って社内に凄い人が居なければそれで終わりだったものが、今では会社を超えて成長する仕組みが出来上がっている。
しかもそれに参加まで出来て、どこに属さなくてもエンジニアとして好きなモノのコードを書くことが出来る

さらに、にぽたんさん(谷口さん)も渋谷PMのような会社の壁を越えた勉強会に参加することで、今の会社に居たような素晴らしい方々と出会うきっかけになったというお話もあった。
勉強会に参加することで、すげぇ、一緒に働きたい、じゃあ誰を目指そうか?ってことで現6Apartの宮川さんという素晴らしい方にお会いできたり、自分の給料が下がってまで働きたいと感じることが出来たそうだ。
このような勉強会なども毎日のように開催されているということや、ブログで様々な情報が発信されていることにも、今のエンジニアは恵まれているという話もあった。

ひがやすをさんが言っておきたかったという話もとても素晴らしいと思った。
昔仕事をしていたとき、自分が上司に評価されなかったという話だったのだが、「自分に合っていることをしないと評価されない」と言っていた。
それでSeasarを作ったりして、社外の人と交流して、PG書いて評価されているほうが向いていると自分で悟り、「好きだからそれをやっていく」という考えで今もそれを続けている。
「今自分の好きなことが分からないだろうけど、それを今回のような場で見つけていってね」という若手エンジニアへのメッセージでした。

ブログなどの情報発信についても話されました。
個人がブログ持つという凄い時代になって、企業までもがブログなどで情報を発信し、情報発信している会社にはそこに行きたいという人が増える。
オープンソースのコミュニティのように情報を発信・公開し、人が集まるように、情報発信している人には人が集まっていく
学生が就職活動で会社選びするときになって、そういう情報が手に入るから、どのようなエンジニアを求めているかというのは調べれば分かるようになった。

ここで僕の話になるのですが、(ただの僕の反省です・・・orz)、事前にtwitter上でフォローしていただいているよしおかさんに質問を投げてみました。
「就活だけではエンジニアとして何を求められているか分からない。学生に何を求めているか?」という内容。
これについて、よしおかさんも話の流れですこし触れていただいたので、それだけで満足してしまった。
だが、この後にIPAフォーラムについての学生との質問の意図のすれ違いと、情報系の学生がこれからすべきことについて質問している学生さんが居たのだが、やっぱり改めて聞いておけばよかったとものすごく後悔した。。
勉強会に出て質問しないのは意味が無いとよしおかさんが言っていたのを見たのに、質問できなかった・・・。
やって後悔するより、やらずに後悔するとはまさにこの事。
勉強会の勉強会で質問力について質問したい・・・。やってたら参加しようかな。。。
ちなみに上記の質問に対しては「IPAフォーラムで資格取ればいいよって回答は良くない。資格が実績になるかどうかも微妙。(よしおかさん)」「IPAフォーラムは○○ってこういうことなんだってことが分かればいいw(ひがさん)」とのことでした。

もう一つ会場からあった質問が「この若いエンジニアの中からどんなエンジニアが出てきて欲しいですか?」で印象に残ったのが、「どこかのブログで日本は終わってるからみんなシリコンバレーに行くべきって言ってる奴をギャフンといわせる人w」でした。
東京も今ではシリコンバレーに負けないようにかなり良くなってきているそうで、まだまだこれからだとも言っていました。
ただ、非東京はそうでないのか?という意見もあったのですが、地方も負けておらず、勉強会も徐々に活発に行われているとのことでした。



いい話がいっぱいあったのですが、2時間+2時間の長期戦だったので、文章が長いです・・・。
次は第2部。



第2部は1部をさらにカジュアルにした感じのセッションになりました。
弾 vs 全員という、dankogai無双という裏タイトルがあって会場もさらに盛り上がっていました。


まずは全員の自己紹介から。
僕は弾さんが喋っているのを見るのが初めてで、こんなやる気・モチベーションに満ち溢れた超GEEKな人なんだなと思いましたw
他には面識のある井上さんが出ていて、彼の話は面白いのでかなり期待していましたw
山崎さんは以前本で見たことがあって、話が生々しくてわかりやすくて面白い人でしたw
閑歳さんと高井さんと米林さんは知らなかったので色々ググッたのですが、皆さんとても凄い方で話も為になる話ばかりだし、自分の無知さを呪いました・・・orz

最初のトークテーマは「エンジニアのスキルとは?」という内容。
まず出た意見は面白いな~と思う技術を勉強会に出たりして発表して、なおかつ名前を売れる人は凄い。
ここで売名行為という話から、弾さんが「これはえがいとかw?」って言っていたのですが、最近僕はちょっとしたつながりから「非モテSNS」のスタッフに参加しています(←僕の写真もさりげなーく写りこみしてますw)。そこでえがちゃんたちのやり取りを観察していました。(そういえばイベントと非モテスタッフMTGの予定がかぶっていて、僕はこちらに参加しましたw)
彼らはどうやって広めるか?ということについてものすごく熱心に考えながらサービスを作っています。
使われたり、見られたりしなければ意味が無いと、少々偏りすぎな気がしますが、実際彼らは凄く真面目にそのことを考えていました。
セッションの話に戻りますが、交渉力やコミュニケーション力、伝える努力というのは凄く必要であるという話もありました。
作ったものも、使ってもらってやっと楽しいと感じられる。自分でコード書いてそれで満足してはダメ。
それに対し弾さんはそれだけで十分満足できちゃうと無双ってましたw

他には閑歳さんの「Perl書いたこと無いのにPerl講座のバイトを申し込んでしまって、1週間で必死に勉強した。」という意見から、山崎さんの「システムトラブルで追い込まれたとき、1日かかるものを1分で終わらせてしまうものすごい力が発揮できて、それが自分の力になっていく」という意見も出ました。
また、勉強会でOUTPUTすることによって、責任感が生まれ、さらに自分の勉強になるという話があって、追い込み式で学ぶという勉強方法を薦めていました。

次に「エンジニアの基礎体力をつけるにはどうしたらよいか?」というテーマになり、話を振られた米林さんが「バスケですw」と回答w
その後「継続して勉強すること」といっていました。
米林さんはもともと情報学とは無縁のところで生活しており、バスケを16年続けているかなり体育会系の人でした。
僕も陸上を12年続けているおかげか、米林さんの意見は直感で伝わって来ました。
どんなスポーツもいきなり凄いパフォーマンスができるなんてことはなく、僕みたいなヒョロヒョロだった人でも長く続けていればそれなりに基礎体力は付きます。
継続的に勉強する上で、書籍を読むことについても触れ、書籍はやっぱり大事とも言っていた。
「なぜ読書をするのかというと、人に聞けない状況があるから。gugurecusってこと。」と弾さん。
「勉強して、それをちゃんとOUTPUTしないといけない」や「勉強する上で、自分はこうやったほうが効率が良いなどのメソッドを確立したほうがいい」など様々な意見がありました。
その他、井上さんが言っていた「コンテストに出て発表する」という「天下一武道会方式(命名:dankogai)」はコンテストに出る=全ての工程を自分で責任を持ってやるという意味では凄くいい基礎体力作りだなと思いました。

また、1部でも話題に上がった東京というITの場所の制約についても話があり、やっぱり打ち合わせなどはテレワークなどでは不十分という意見が出ていました。
ここでめちゃめちゃ質問したかったのですが、コミュニケーションをするにあたって、拠点があるというのは大事だと思う。
だけどエンジニアも年中プログラミングだけしているわけではないのだし、開発合宿などを企業が奨励して、エンジニア(プログラマ)にも「出張」させるような仕組みって無いのだろうか?
話し合うのは近くないといけないが、コード書くときくらいは一人、もしくはエンジニアでまとまってやりたいはずだ。
それが開発合宿で可能になる。気分転換にもなるし。どうでしょうか?


話は変わって次は「エンジニアの働き方・生き方」について。
この辺で疲れてきたので(Blogを書くのが・・・)超要約します。。
聞き取れてないところもあったので、書いてない人もいます・・・重複してたりしても省略。。しかも意味変わっちゃってるかも・・・。(特に閑歳さんのを聞き逃しまくりました…orzきっと見惚れていたんだと思います。。。)

今まで働いてきたことや、印象に残ったことについてのお話。

山崎さん「サーバーが差し押さえになったり、ヤバイことを経験すると、あの時大丈夫だったからと思って心に余裕が出来ていい。」
高井さん「他の人がやってないことなんて山ほどある。それを見つけて「誰もやって無いじゃーん!」と思ったらガッツリそれをやる。」
閑歳さん「自分の名前でOUTPUTすることが本当に必要」
井上さん「自分のやりたい事は言わなきゃいけない。会社の縛りなんて実際はないから、自重せずにやりたいことをやる。」(←会場拍手)
米林さん「体育会系だったけど、勉強会とかに参加してみて、高井さんみたいな人に会って人生変わった。」
弾さん「苦労を買ってでもするべきって言うけど、苦労は買うんじゃなくて降って来るもの。」

ここで山崎さんが質問「こういう考えをしているエンジニアはダメだってのは?」
高井さん「やりたいんだけどねーって言うけどやらない人。やればいいじゃん!タダだし!」
井上さん「出来ない理由を考える人がダメ。まずやってみる。手を動かせない人はダメ。」
米林さん「非エンジニアを下に見る人」
弾さん「失敗しない人を評価するエンジニア。」

前で見ていたよしおかさんからの質問「失敗談とかありますか?」
弾さん「失敗を成功に変えられれば成功なので、失敗したことはありません!!」
山崎さん「色んな失敗があります。~失敗談略~ でも、それらをいかに復旧させるかが大事でそれから力が出てくるもの。あとはどれだけ失敗がバレる範囲を減らすかw一分一秒早く自分のミスをとめるかが大事だと思います。」

エンジニアの評価のされ方についての質問
米林さん「何で良いコード書いてるのに給料が上がらないんだとだけ思っている人は交渉が出来てなかったり、自分の価値を見極められていない人だから、僕はお金に対してちゃんと考えられる人を評価しています。」
閑歳さん「上司がいくら稼がないとダメだって教えてくれるときがあった。各人のコストを言ってきて、自分達の給料とそれを比較させて頑張らせる。」

井上さんからの質問「この金銭感覚は身につけておけというものは?」
高井さん「家族のことを考えること。ローンは年収×5年で組めるからつまりこれくらい貰わないと払えないじゃん!とか逆算出来るようにしたほうがいい。」

会場から「気分が落ちたときに上げる方法」
弾さん「どこまで落ちても大丈夫なようになる!」(M体質になるということ?)
米林さん「自分を理解してくれる友達と話す」
井上さん「同じ志をもって会社に入った同期は凄く大事。」
閑歳さん「3年半に1度落ちる時期がある。時期が分かってきたからそれに備えて長期戦で治す。」
高井さん「今までやってきたことを振り返ってみる」
山崎さん「凄く辛かったことを思い出して、今と比べる」

会場から「エンジニアとしてモチベーションをキープするには?」
山崎さん「喜ばれること」
高井さん「自分のやりたいようにやるわがままさをたまには出したほうが良い」
弾さん「常にモチベーションが高いからどうやったら低くなるのか教えて欲しい!!」
井上さん「自分が作ったものが良い反応をもらえる」
米林さん「米林に頼んでよかったと、名指しで喜ばれる」



最後に締めとして「エンジニアの未来に一言」ホワイトボードにそれぞれが書いてくれました。

高井さん「好きこそものの上手なれ。」
コメント:好きなことを見つけることが大事だと思います。

山崎さん「一回切りだし、必死に頑張りましょう。そしたらなんとかなるし。」
コメント:一言じゃないんですけど、上手く行くときって大体必死にやっている。がむしゃらに頑張って日本を良くしていきましょう!

閑歳さん「先が見えないことを楽しむ」
コメント:キャリアパスとか考えても、結局分からなかったりするし、自分の理想を追い求めてそのギャップを感じて凹むより、自分の好きなことを先が見えないのを楽しみながらやるって言うのが大切。

井上さん「自重しるwwwをめざす。」
コメント:自重しろっていうのは褒め言葉だと思っている。やりすぎくらいのことを恐れずに自分のポテンシャルを出し切る。

米林さん「愛札」(あいさつ)
コメント:漢字は違うんですけど、まずは挨拶できることが大事。愛というのは恋人、家族を大切にすること。札というのはお金。自分の価値をちゃんと理解すること。

弾さん「Make & Make sense」
コメント:みんな「好きなこと」をって言うけど、「嫌い」を好きになること、分からないことも、とにかくやってみよう、作ってみようということから始めることが大切。





今回のイベントに参加できて感じ、変わらなければいけないということを最後に自分向けにメモします。

  • 「やって後悔より、やらずに後悔の精神を忘れない。」

  • ビビるより先に、やらないで後悔することの愚かさを思い出す。
    次回何かしらの勉強会では必ず質問するぞ!!

  • 「やりたいと思ったらやれ!」

  • 高井さんや井上さんに言われて今までの自分が恥ずかしくなった…orz
    やりたいことがあったらとにかくやれ!!試したい技術があったらとにかく使ってみろ!!楽しめ!!!

  • 「自分を必死な環境に置いて成長しろ」

  • 最近教授にも言われた。『一時期の必死さが最近は見られない』と。
    よし、研究で使うシステムを今月中に作る!



    そして最後に、モデレーターの馮 富久さんからこのイベントを紹介していただけたことを大変うれしく思います。
    本当に参加できて良かったです。ありがとうございました。


    告知:今日発売のWeb Site Expart(技術評論社)に以前mixi OpenID contestで優勝チームに参加したときのインタビュー記事が載りました。ちょっとだけですが、僕も喋ってますw初雑誌顔出しデビュー見てください!!



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    2009-05-21

    Turbolinuxのネットワーク設定とかviのカラー表示とかの設定

    最近はTurbolinux 10 Serverを強制的に使わされているのですが、設定が独特すぎたりして困ったことが多いので、解決したもののメモです。

    まずはネットワークの設定。

    コンソールにて
    # turbonetcfg

    と入力すると、ネットワークの設定が出てきます。


    まずは基本設定を選びます。
    ホスト名、ドメイン名をそれぞれ適当に設定し(ここでいう適当はそれぞれの環境に合わせて、という意味)、DNSネームサーバーにはDNSのプライマリ、セカンダリをそれぞれ追加します。

    そして、ここでめちゃめちゃ詰まったのですが、GatewayのIPとGateway機器という設定があります。
    ここにはデフォルトゲートウェイに当たるIPを指定した後、使うeth0などの「Gateway機器」を指定しなければなりません。

    「Gateway機器」にはデフォルトで”no”とだけ書いてあり、直感では何を書いたらいいか凄く迷いました。
    というか、ここまで指定しなきゃ動かんのか…。空気読んでくれ><

    次はここまでの設定を保存してから、ネットワークインタフェースという項目をダブルクリックします。

    先ほど指定した”Gateway機器”の"eth0"を編集し、IPアドレス、ネットマスク(サブネットマスク(例、255.255.255.0))ネットアドレス、ブロードキャストアドレスを記述します。

    ここで疑問なのが”ネットアドレス”。ナニコレ?

    とりあえず、IPアドレスの上3つ一緒にして、最後だけ".0"にしたら動きました。
    ブロードキャストアドレスは"xxx.xxx.xxx.255"になっています。

    そして起動時に使用を選択し、DHCPは使わないので”BOOTP/DHCPを利用しない”を選択します。
    これで終わり。

    最後にネットワーク診断をして全ての項目が「はい」と言ってくれれば成功です。




    それともう1件。

    Turbolinux 10 Serverではviを利用してもデフォルトではテキストがカラーなし表示で出てきます。
    これを何とかしたい…ということで、設定しましょう。

    まずは"cd"コマンドを空打ちしてホームディレクトリに戻ってきます。
    そしたら
    # vi .vimrc

    を打てばvimの設定ファイルが出てきます。

    そこに
    syntax off

    となっている部分があるので
    syntax on


    にすれば、viの快適カラー表示生活が待ってます!


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    2009-05-12

    Windowsのコンソール上でCakePHPのconsoleを使う

    すごく困ったのが解決して嬉しかったのでメモ。

    windowsのコンソール上で、cakephpのcake/console/cake.batを動かそうとしてたんだけど

    'php' は、内部コマンドまたは外部コマンド、 操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません

    っていわれて全然動かなかった。
    phpの環境変数設定すればよいのかなーっと思ってたんだけど、なんか上手くいかない。
    xampp上でやってたこともあり、php.exeの場所も良くわからなかった。(普通にxampp/phpにあった)

    結局原因としてはWindows Vista上での環境変数の設定方法が間違っていただけ。
    そこで確実に環境変数を設定するためにWindowsのコマンドプロンプトでやってみた。

    要するにPHPが動けばbake出来るわけだから、xampp/phpのフォルダに移動して

    C:\xampp\php >SET PATH=%PATH%;%CD%

    としてやればおっけい。
    phpがどのフォルダに居ても使うことができます。

    ついでにbakeするためのcake.batをどのフォルダでも利用できるようにするためにもcakephpのconsoleフォルダに移動して


    C:\...\console >SET PATH=%PATH%;%CD%

    を実行。
    そうすればcakeもどこにいても使えるようになります。

    最後にcake bakeをすればケーキが焼けます!

    まだまだ先は長い…。

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    ミキティ無双

    http://xtc.bz/index.php?ID=516

    津田大介さんの記事を読んだ。
    楽天の三木谷さんが薬品のネット販売規制に猛反対している会議の議事録。

    この記事の中盤辺りがズバッと突っ込んでて爽快だった。

    ================
    三木谷「正直言って議論がかみ合ってない。かみ合わない根源的な問題はここに出席してる委員がネットユーザーかそうじゃないかだと思う。僕はメールで話した方が本音で話ができるし、若い人はメールの方が本音で話をできる。ここにいる人はネットとか使わない人ばっかりだろう。そもそもこの検討会のメンバーにしても偏ってる。もっとエンドユーザーの意見を大事にしてもらいたい。対面の方が得意な人もいれば、メールの方が楽だという人もたくさんいる。そういう意見をきかないと、今回みたいな取り繕った改正で終わってしまう。根源的なネットのコミュニケーションを正確に捉えてもらいたい。過疎地を救うには本質的にはインターネットを使うしかない。そのあたりを勘案したうえで将来に向けた議論をしてもらいたい」
    ================


    ネット販売を規制しているメンバー内にネットユーザーがいないってすごいな。
    反対する人がいない中での一方的な決定。
    そら反対するわ。

    これ見てたらもっと楽天の面接頑張ったかもしれないな。

    こんな変な権力が渦巻いてる日本で、ネットで公共事業見たいなことをやるってめちゃめちゃ難しそうだ。
    ヨセミテもすごい事に挑戦しているんだなぁ。(あ、投降者とヨセミテ社長の名前が繋がった。)


    がんばれミキティ!!


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    2009-05-05

    ひるがお 新宿御苑店 移転

    訃報です。。。
    僕の大好きなひるがおが遠く(そんなに遠くはないけども…)に引っ越してしまいました…orz

    以下、詳細

    【2009.4.20】 

    「東京ラーメンストリート」この度、塩らーめん専門「ひるがお新宿御苑店」が東京駅一番街にオープンする、「東京ラーメンストリート」に移転する事になりました。より一層磨きをかけたらーめんを提供して行く所存でございます、どうか皆様足をお運び下さいますようお願い申し上げます。オープンは6月中頃を予定しております。

    今まで「ひるがお新宿御苑店」を永らくご愛顧頂き誠にありがとうございました。移転後は新しいらーめんでお客様お迎えしたいと思います。


    立ち直れない…明日行こうと思ってたらこんなことに…。
    明日行くラーメンはどこにしよう?
    もう未来が真っ黒だよ……。 


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    2009-04-28

    テレビ・新聞ばっかり見ている両親へのメール

    僕が入ろうとしているインターネットの業界をより理解してもらうために送りました。
    最近の新聞・テレビの報道がインターネットをあからさまに嫌っているという報道体制についての真面目な記事をいくつか。

    http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT11000023042009
    この記事は母さんが○クシィの面接前に「ニュースに出てたけどこの会社大丈夫なの?」と聞いてきた内容について。
    全く問題ないと思っていたら、やっぱりこういう風に言われてるのか、という感じ。

    http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20090427/1240838187
    これも合わせて読むと良いかも。

    http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20090425/1240624380
    これは草なぎくんについての記事。裸になって何が悪い!

    こんな風にテレビ・新聞・インターネットでは同じメディアでも色々な見方があります。
    テレビ・新聞に叩かれても、実はそんなことないってこともあるから、そんなに心配しないで大丈夫ですよ。


    ====メールここまで====

    新聞・テレビは変な権力のせいで、たまに情報がひねくれまくってるんじゃないかと思う…。

    最近ゼミでいろいろなメディアについて調べたけれども、情報操作の手軽さにびっくり。
    東スポみたいに、「えっ?!」と思わせる記事の見出しを書かないと皆を引き付けられないのはテレビでやってるニュースも同レベルという事か。

    ニコ動の再生ランキング1位になってた麻生さんの動画も、麻生さんが良く見えるように作ればこんなに凄いこと人だったのかと思うこともできるだろう。

    むしろ全てのメディアで同じような報道をしていれば麻生さんの支持率も簡単に変わっちゃうかもね。



    まぁいいか、もうテレビはスポーツかお笑いしか見ません。

    新聞?お金がなくて週に1回競馬のための東スポしか買えません。


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    非モテオフ参加しました

    スタッフとしてですがw

    そしてトレンドGyaoの取材とかいろいろ来てて、写真がアップされて顔だけ晒されてしまいましたw
    隣のきょ~やんさんは紹介されてるんですが、僕は名前だけ出して意味不明な感じの写真になってます。

    見てみてください↓
    http://trend.gyao.jp/event/entry-78695.html

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    2009-04-14

    ハチロク世代がやってくる

    「ハチロク世代」がやってくる
    という@IT自分戦略研究所の連載記事が目にとまったのでメモ。

    僕も1986年3月13日生まれなので、早生まれですが一応ハチロク世代ですw

    記事にはハチロク世代が社会に出るまでどういう人生を送ってきたかという内容の話が載っていました。
    中学生からネットを使うようになってきたというのが、ひとつの特徴のようです。

    確かに僕は中学で2ちゃんねるにどっぷり浸かって、日常的に2ちゃん用語を使うリアル厨房だったし、ポケモンの攻略サイトに入り浸ったり、WEB掲示板借りて友達と情報交換してたり、AA書いたり、GoogleとかAmazonとかWinゲフンゲフンッ…とか色々やってましたね。

    ただあの時期にプログラミングとかに出会ってればもうちょっと技術力高かったんだろうなぁ~。
    勿体ない中学生活をしていたもんだ。

    今の中学生はニコニコ動画とかYoutubeとか、動画のコンテンツがいっぱいあって余計凄い気がする。
    携帯も当たり前に持ってるだろう。それでいてリテラシーが低い…恐ろしいな。。

    僕が中学生だった時には、結構僕の見てるサイト運営してる人が「誹謗中傷は…」とか当時は読めもしなかった当たり前のことを結構言ってた(気がする)し、
    2ちゃんねるでサバサバしたネット上の付き合いを眺めていると「ネタにマジレスしてるー」とか、「これは怒るだろ…」とか結構冷静に見れるようになってきて、けものみちを進みながら自然と「これはやったらダメだな」とか気づけたのかもしれない。

    fusianasanとかもちょっと流行ってたし、個人情報がばれるのは良くないことなのかなーとか、自然と学んでたかも。


    話が脱線しまくりましたが、ハチロク世代が注目されて、一応自分もハチロク世代だったので少し嬉しかったです。
    ナナロク世代からちょうど10年。この世代から何が生まれてくるんでしょうね。僕も頑張ろう。


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    ブログリニューアル

    ブログのレイアウトを地味にしましたw

    前のレイアウトは横に狭くて結構見づらかったりしたので、横にいっぱい書けるレイアウトに変えました。

    特に理由はこれ以上ありません。
    あえて言うなら気分で変えました~。

    最近ちゃんとアクセス解析したら、いろんな人から見られているようですのでこれからも更新頑張ります。

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    2009-04-13

    就職活動の終焉

    そういえば、このブログ上でお伝えしていなかったのですが、就職活動を無事に終了しました。

    この不況に突入した状況の中、悩みながらも思った以上にスイスイと選考に進み、最終的には自分にとても合った企業に内定を頂くことができました。

    サイバーなんとかっていう渋谷の会社のエンジニアです。
    ベンチャーのように常に自分に問題が降りかかってくる、時間の流れの激しい環境に身を置きつつ、しっかりと自分のやりたいこと・やるべきことを達成できる会社だと思います。

    内定さえもらえれば、あとは自分のやる気次第で人生どうとでもなる。
    学生時代はあと1年。
    この時期に出来ることを出来るだけ多く達成するために、今は目の前のやるべきことに集中しよう。


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    2009-04-09

    工学院大学 音情報処理研究室・活動記録

    最近から、自分の研究室のオフィシャルサイトの活動記録を担当しています!!

    Wordpressの設定がちょいとおかしいせいか、空改行ができなくなっているので、文章がぎちぎちして見づらいですが、頑張って更新しますので見てください(^ω^)

    研究室の雰囲気とか、どんどん伝えられたらなと思っています。
    更新頑張ります!!

    音情報処理研究室オフィシャルサイト
    活動記録はこちら!


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    2009-04-05

    池田亮司トークセッションレポート

    昨日は東京都現代美術館で行われた池田亮司展に行ってきました。
    http://www.ryojiikeda.mot-art-museum.jp/

    そこで、池田さんが10代20代の若者に限定した「若者とのトークセッション」をやると告知してあり、僕も話を聞くことができたのでレポートします。

    この日集まった人は大体が20代で、学生より社会人が多く、アート関係の仕事についているわけでもなく、アート関係の大学に通っているわけでもなく、将来アーティストになる予定だという人がいっぱい集まったわけでもない人たちが集まりました。
    池田さんも「どんな人達がいるのか全く読めないじゃないかw」とおっしゃってましたw

    このトークセッションがなぜ10代20代限定なのかというと、「歳をとった難しいこと言う人にインタビューされるとすごく疲れるから」だそうですw
    トークセッションの進め方は若者からの質問にただひたすら池田さんが答えていくというスタイルでした。


    (実際の話は長かったので自分なりに要約してます。語弊があるかもしれませんが、その時はご連絡ください。話も実際とは多少前後させています。)

    -学生時代はどんな人でしたか?
    岐阜の山奥で暮らしており、なんにもないところだったので音楽ばかり聴いていた。
    ジャンルはロックとか、ジャンルを問わずなんでも聞いていたよ。
    音楽を聴くのはラジオだったり、貸しレコードが始まったくらいの時期だったからそれを借りてきてテープに録音して友達と回して聴いてたかな。


    -アーティストとして必要なことってなんですか?
    社会的にいえばそれだけで飯を食っているかどうか。
    別にそれだけで飯を食えないからってアートを続けている人は知り合いにいっぱいいるけど、そういう人は別に働かなければいけない。
    本気でやるなら24時間アートに時間をかけれる人でないと続かないと私は思っています。
    趣味で絵や音楽をやっている人と、それで食っている人では覚悟している本気度が違う。


    -アートは表現方法だと思っているのですが、飯を食えなくても誰でもできるものじゃないのですか?
    そもそもアートってなんなのか私にもわからない。表現できないよ。
    アートが何なのかっていうのは、あって当たり前だったアートがなくなったときに初めてわかるんだと思う。
    私的にはアートって言うのは「最も役に立たないこと」だと思っている。
    日本的に考えるとアートは最も役に立たないことだって思われてる。
    デザインとかならまだ役に立つんだけど、アートってのは本当に役に立たない。
    でも私は何かの役に立とうと思ってやらない。やりたいからやっているだけ。
    「役に立たないものを作って悪いか?自分のやりたいようにやらせろ。」と思っているし、自分がOKなら周りもOKだろって勝手に思い込んで作品も作ってます。


    -24時間アートのことを考える人がアーティストと言っていたが、作品には何か食事を食べていて思いついたなど、普段の生活が影響しているのか?
    作品には何かからの応用はしていないつもり。
    でも何かしら生活から影響されているかもしれないね。
    24時間考えてるって言ったけど、リラックスする時は全くアートのことは考えないよ。
    最近はバカンスするってことを覚えた。何もしない時間を作るのは大切。
    やっぱりウジウジ考えるのを続けても仕方ないし、日本のサラリーマンみたいにはならないようにしてる。
    バカンスも1ヶ月とかやって、その間は全く作品作ったりしないんだけど、実はすごく作りたくなって、バカンスが終わった後にすごく製作意欲が出てくる。


    -インタビューをなぜ受けないか?
    (池田さんはインタビューはほとんど受けず、また顔写真も一切取らせず、メディアに露出することを常に拒否している。)
    私は作品を作りたいだけだから。作ってそのままで、記者の人とかには「説明責任が・・」とかいろいろ言われるけど、言葉では説明できない、言語化できないことをやっている。
    作品から言いたいことや伝えたいことなんてないし、私がメディアで変な情報を入れるとノイズになってしまう。
    顔を出さないのも、作品が主役だから。むしろそれをどんどんメディアに出してほしい。
    インタビューを重ねていくと、どんどんメディアに取り込まれていって作者ばかりが目立つ。
    芸能人とかにはなりたくないし、作品が全てであって、そこからだけ発信している。


    -説明してノイズが入ることを嫌っているが、作品にはなるべく意味を持たせないようにしているのですか?
    例えばモーツァルトのメロディにいちいち意味を求めるのかということ。
    アートも体験するものであって、変な分析をするもんじゃない。
    だから作品にメッセージ性は無い。
    作品を観にきて、帰ってから頭に残っているような感覚を持てる作品を作っているし、コンセプチュアルだったりする作品ではつまらない。


    -作品を1つ2つ出して終わってしまうアーティストと、ずっと続けていけるアーティストの違いは?
    わからないなぁ。沢山いるアーティストの友人にもずっとやってた人が「やーめた」っていなくなっちゃう人もいる。
    やっぱり食うために必死にやる人が続く人かな。
    あと、私は作品を作る以外のストレスは全く無い。
    インタビューとかの人間関係とか、将来の不安などでストレスを感じない。
    死ぬまで作品を作り続けていこうと思っているし、今はやればやるほどどんどん作品が出てきてまだまだやることがいっぱいある。
    もちろん社会的に必要なことは人としてやらなきゃいけないんだけどね。銀行に行くとか(笑)
    自分を売り込まなくてもやっていけてるし、こういうスタンスでこれからもやって行きたい。
    まぁ作品ありきだけどね。それだけに作品も全力で作ってるよ。


    -数少ないインタビュー記事の中で、「無限」という言葉をよく使っていましたがどういう思いがあるんですか?
    一言で簡単には言えないよね。
    その辺はカタログ(発売中)にまとめて貰っているけど(笑)
    やっぱり無限って言うのはとにかく漠然としたものであるけど、でも数学的にはキチンと定義することができちゃったりしているところにロマンを感じてる(笑)
    別にこれ(ロマン)が作品に来るわけじゃないけどね。


    -ノイズミュージックに出会ったきっかけは?
    ノイズミュージックだと思ってません(笑)
    全ての作品を通して新しいことなんか全然やってない。
    高周波音のような音を使っているのも、人工的な音だし、昔からある音だし。
    私が音楽始めたころって、新しいものは出尽くした感があってやることがなかった。
    その中で自分ができることってなんだろうって思った時に、基本的なことをやろうと思った。
    そこにあったのがサイン波だったり、ホワイトノイズだったりしただけ。


    以上、池田亮司さんと10代20代の若者との若さあふれるトークセッションの内容でした。
    今回は若者があこがれるアーティストとはどんなものなのか、池田さんの考えるアートとはなんなのか、その本質に迫る質問がされた、アートの深さを実感出来るトークセッションでした。
    私自身が感じたのは、傍から見ていてなぜ皆作品に意味を求めるのかというところが疑問に残りました。
    日本人だからなのか、世界的にもそうなのか。
    現代アート以前がそうだったからなのか、現代アートでもなんでもない別の領域の作品を作っているからなのか…。
    アートは最近興味を持ったレベルなのでまだまだわからないことだらけなのですが、今後もこのような機会があれば色々美術館に行ってみたいと思います。

    池田さんも今後はiTunesなどで配信されている圧縮された音源のようなフォーマットをあえて美学として表現していきたいなど、どんどん面白そうな作品を作り続けていくそうです。
    これからも個人的に注目していきたいと思います。

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    2009-03-23

    mixi OpenID contestを終えて

    最近僕が参加していた、mixi OpenIDコンテストの最終結果報告会がありました。
    結果、僕らの結果は落選でしたが、間接的に?優勝しました!
    そして、その記事がVENTURE VIEWに載ったのでぺたぺた。

    ミクシィ、mixi OpenIDを利用した学生向けのアプリケーションコンテストを開催
    http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20390242,00.htm

    僕らの企画から作ったサービスは結局夢を描きすぎて、ほとんど作れなかったのですが、
    実装を手伝ったチームnoledge(意味:知識が無いw)さんが優勝しました。

    「リアル足あと」というサービスの企画を実装チームと共有し、実装する上で企画の内容をみんなで叩き上げました。
    ですが、いろいろな夢が膨らんだ結果、最終結果報告会ギリギリに間に合わせたウェブサイトはこのエントリの投稿時点ではハリボテだらけだったり色々まずいことだらけですw

    今回このような形でコンテストに参加し、サービスを実装することができてとても良い経験となりました。
    学校に集まって会議したり、開発合宿に行ったり、一緒に遊んだり、チームのみんなは自分にとってかけがえのない最高の仲間だと思っています。

    本当に参加できてよかった!!
    こんなに嬉しいことはない…。


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    2009-03-09

    PIZZA HUTの広告が熱い

    AXE WAKE-UP SERVICE以来の電話×WEBの広告です。
    ハッピザースデイ

    誕生日のケーキの上のロウソクを電話の受話器に息を吹きかけて火を消せます。
    どうやって同期取らせるんだろうなぁ~。
    作れないかな~。

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    2009-03-05

    理系vs文系

    タイトルの否定からいきなり入ると、そもそも理系と文系を分けるべきではないと言うのが持論です。
    理系だから○○、文系だから○○なんていうのは血液型別占いと同レベルの話で、人によって全然考え方が違うっていうのが本当のとこだと思っているからです。

    んで、なんでこんなエントリをしたのかというと、以下のような「凄くいいこと言ってる」と思ったメールを研究を一緒にしている診療所の医師から頂いたからだ。
    もしかしたら、その方もこのblogを見ているかもしれないのですが、ものすごく勉強になった!と思ったことなので、あえて世界に向けて日本語で公開させていただきます。

    以下がその内容。

    ===================================================
    今の世の中、紙幣を扱う業種がチヤホヤされて、
    知的財産も含めて物造りが余り評価されていません。
    また、技術者は「文系のアホ」に使われるのみで
    余り報われていません。
    私も純粋理系人間でして、いつも「アホな文系」には歯がゆい想いをしています。
    逆に言えば「理系人間も、文系をしのぐ戦略・戦術を身に付けて
    社会の中枢を担うべきだ」と思っています。
    そこらの教育も含めて大学の「構造改革」を視野にがんばってください。
    ===================================================

    文系のアホなんていうちょっと誹謗中傷的な感じで書かれていますが、そんなに心の底から悪く思うような人ではない・・・伝えにくいのですが、とりあえず悪い人ではないです。

    僕が仕事を選ぶ上で、高校生ぐらいのときに思っていたのがお金を稼げる仕事。
    その中でも銀行の仕事って言うのは稼げそうな仕事NO.1でした。
    やっぱりそれは正しかったようで、今の日本ではお金を扱っている企業ほどウハウハなようです。

    しかし、最近僕が思うのは、実際モノを作れてナンボじゃないのか!?ということ。
    上から指示をするようなマネージメント能力が大切なのは重々理解しているつもりだ。
    だけど、その人が要るのは分かるけど、その人自信がモノを作っているという感覚をもてるかどうかというところで疑問を持った。

    要するに、実際にモノを作れない人がマネージメントしたって作り手の気持ちがわかりっこないし、作り手側に無理難題が降りかかりやすいというということだ。
    そういうところで文系理系で言うと、コミュニケーション能力が高いとか言う変な理由で文系っぽい人がマネージメントの立場に居て、逆に理系がその下請けをしているというへんな構図に凄く違和感を覚える。

    実際にモノを作れる人が偉いのか、仕事をとってこれるだけの人が強いのか。
    いいものは口コミで売れていくように、やはりモノの品質を高めるということがプロダクトにとって大事なのではないだろうか。

    そこでまたメールの内容に戻ると、「理系人間も、文系をしのぐ戦略・戦術を身に付けて
    社会の中枢を担うべきだ」というのは、今の僕にグサッときた。
    文系がどれだけ世の中の戦略・戦術に長けているのか知らないが、国語なんか特に勉強しなくても出来ると思っている甘い考えの僕には、文系の凄さが分からない・・・。
    わざわざ大学の4年間文系の大学に行かなくたって、同レベルの知識を得るのに4年もかからない気がする。

    まぁやったことないっていう甘えた考えなので、ただの理系学生の遠吠えです。
    ちなみに同様のことが理系側にも言えて、プログラミングなどは大学で学ぶだけでは意味が無く、自分でやらなければ全く身につかないという現実があります。

    結局大学の文系理系の制度に依存している学生全体的にダメなんでしょうね。
    自分から自発的にやる、やることやってる人が出来る人に成っていくんだと思います。


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