「ホリエモン」終焉後のベンチャー企業が起業するまでのノンフィクション物語。
書かれている企業は以下のもの。簡単な説明をすると、
BuyMa(バイマ)というショッピングコミュニティを運営。日本中・世界中の人がバイヤーとなって商品をセレクトしこれらを買う事が出来る。詳しくは→"BuyMa"
日本最大のSNS。SNSに日記を付けるなど差別化を計ることにより、大当たり。学生の7,8割は利用している。
総金融資産1億円以上の富裕層限定SNS「YUCASEE」を運営。ターゲットを超金持ちに限定することにより一般には非公開の金持ちしか相手にしていない広告とのマッチングを成功させた。
サイトトップページに居る山崎さんと羽田さんは、元ライブドアの役員。ホリエモン逮捕により会社に残ることが出来なくなり、2人で企業。"posh me!"というアイドル志望やモデル志望、アーティスト志望の人たちが集まるSNSを運営。"posh"とは「着飾る」「めかし込む」という意味。面白そうなサイトなので詳しくは見てみてください。
純国産検索エンジン"SAGOOL"を運営。他にもNAZOOLやiza!など変わったサービスを展開。詳しくは使ってみて。
営業の神がいる会社。サンプル百貨店というポイント制で商品サンプルが使えるサイトを運営。
元引きこもりの社長の会社。"ロリポップ"というレンタルサーバーのサイトがメイン。他にはムームードメインというドメインネームサービスなど様々なサービスを展開。
旅行の口コミコミュニティサイト。最近すごく旅に出たいから個人的にすごくいいサイトだと思う。会社の売り文句より体験談ってすごく信憑性がある。そこに注目したサイト。
はてな人力検索をメインに、はてなダイアリー、はてなブックマークなどを運営。去年シリコンバレーに会社を設立。「ウェブ時代をゆく」の梅田さんが取締役(非常勤)もしている。
この本を読んで一番最初に思った感想は、『学歴が高い』ということ。
全員ではないが、皆するっと東大に入ったりしていてポテンシャルが全く違うという印象を受けた。違う視点から見れば、東大とかに行っちゃう人たちって1本何かちゃんと筋が通っていてやると決めたことに関しての行動力と努力が半端じゃないんだと思う。
じゃあ東大とか慶応とかに入っていないと起業できないのかといえばそうではない。学歴が高いのもそうだが、この本の主人公達の共通点は「起業する」という強い意思とそれに向かっていく努力の度合いが普通より何倍も大きい。
こんな自分でも東大に勝つにはどれだけ起業に向けて自分の身を捧げられるかということが大事だと思う。まだ起業するなんて思ってもいないが、この本を読んで「いつかは起業してやる」というチャレンジ精神が少しでもできたのは間違いない。実行に移すかどうかは別だが、企業に就職して、何年か経った時にコレならばいける!というビジネスモデルに出会えた時には是非やってみたいと思った。
また、アメリカに行ってみたい気持ちが少しずつ大きくなってきた。留学したいというわけではなく、また旅行に行きたいと思ったわけでもない。自分の視野・感性を広げるために行ってみたい。なんだか良くわからないけど行ってみたい。何かが変わるかもしれないという期待感から。就職前には実行できるかな・・・?

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