そこで、デザイン思考について考える機会があったのでアソシエにあった記事をまとめてみる。
デザイン思考は革新的なコンセプトを発想するのに有効である。
また、デザイン思考が意味するデザインとは「生活や社会システムごとデザインする」ということだ。
例えばiPodは「ユーザーの音楽や動画のコレクションを家から全部持ち出し、いつでもどこでも楽しむ」という生活をデザインした。
デザイン思考を実践している企業には任天堂もある。
ここでは「Wiiを使って、お母さんを含む家族全員がリビングで遊ぶ」という生活をデザインした。
これにはとても驚かさせられた。
というのも、私自身が母親と一緒にリビングでWiiで遊んだことがあるからだ。
はめられた…とでも言っておこうか、まんまと戦略どおりに遊んでしまいました。
こんなデザイン思考はもちろんビジネスだけでなく、研究にも使えそうなので使ってみる。
むしろ私たちのやっている研究は「社会システムデザイン」だ。
こんなにぴったりな思考法はないだろう。
まずSTEP1。
「実体験する」
観客の日常体験を観察し、経験し、理解する。
理解すると、顧客が本当に必要としているもののアイデアが浮かぶ。
STEP2。
「プロトタイピング」
素早くプロトタイプ(試作品)を作る。
何回も作りながらその有効性を確かめる。
このプロトタイプを見せて意思決定者にプレゼンすれば、説得力は大になるというわけだ。
ここで、自分でいい判断をしたと思ったのは、すでに研究を始めるにあたって、問題理解のために現地にボランティアとして働き、実際のシステム利用イメージを想定することができた。
次はプロトタイプだが、現段階ではシステムの構想くらいしか抱けていない。
残念ながらプレゼンはもう明日…。
システムの構想だけでもピカピカに磨いていけば、社会システムに関するプレゼンならなんとかなるだろう!
その前に、資料づくり頑張ろう…orz
この記事を書いた奥出直人さんの「デザイン思考の道具箱」という本がなかなか良さそうです。
デザインを志す人は必読かもしれません。

0 件のコメント:
コメントを投稿