2008-03-26

電子情報通信学会総合大会2008

北九州まで学会発表してきたのでその報告メモです。

とりあえず、”大成功”でした。

福祉情報工学のセッションでは活発な質疑が行われていましたが、私たちの発表では質問がさらに多く、発表が終わっても数人が集まり休憩時間(15分)が終わるまでずっと質問責め!
また多くの意見も頂くことができました!!


以下がメモ


・ダイヤル式は使えるか?

・収入モデルについて
ーこのシステムをどのように運用していくのかという質問。時間の都合上、答える機会がなかった。

・今後どういう展開をするのか?このシステムは完成形なのか?
ー医療機関のシステムとしてはほぼ完成している。他の医師への水平展開は一応出来る。

・1、2、3のボタン間違いについて
ー1、2、3の先に分岐を増やしてみては?などコメントされるが、複雑になる可能性があると返答。
また、フィールドでテストしてないと出てこない問題だよねと評価していただきました。

・淡いやりとりについて
ー”すごく興味を持った!面白い!”と大変興味を持ってもらいました。医療の現場から出た生の声は技術者にはとても新鮮なものだと思います。

・緊急時の対応は?緊急時にも対応できるシステムでないと意味がないのでは?以前も同じような発表で費用がかかるからセンサは用いない、医者は忙しいなど言っていたが、現状では本当に安心は出来ないだろう。

ー本システムでは緊急時には対応しきれないことをもう一度強調。電話の発信源である医師の多忙さや、診療所の医師が救急に対応できないことから不可能ではないか、センサ類を使いたい人には救急車を併用して貰えばよいと返答。
ーまた、別の人からこの後”こういう割り切りは大事だと思う。もしこれだけで不安ならば緊急通報装置などのセンサ類をシステム参加時に先生が紹介すればいいのでは?”とコメントをいただき、次回の発表を楽しみにしていただきました。

・システム導入や構築にはどれくらい費用や手間がかかるのか?

・IP-phoneの使い方
ー音声録音のみです。

・やはり信頼性がないとこのシステムは使えないよね。
ー質問された方も似たようなシステムを構築した際、この信頼関係の壁にぶつかったそうで、医師主体の本システムは理想的と感想を頂きました。信頼関係をどうするかが見守りシステムの鍵であり、今後は町づくりから信頼関係を作っていき、そこにあんしん電話を浸透させるべきではないかと考えさせられました。

・(重要)2、3を押してから電話がかかるまでのタイムラグが新たな不安になるのでは?
ーこのシステムを使って見守る場合、決まった時間に折り返し電話をかけるべきであり、見守る側に一種の責任が発生する。気づいたときに連絡するのではなく、2、3が押されたときはアラートで知らせるなどの工夫も必要では?

・自動発信したIVRの録音はしてないのか?
ー高齢者の方が何か話していたり、面白い発見があるかもしれない。

・IVRで流れる自動音声を気持ち悪がったり、嫌だと思ったりする人はいないのか?
ー人それぞれだと思いますと返答。録音音声だと気づかずに話してしまう人もいれば、ボタンだけ押してすぐ切る人もいると伝える。

・途中でボタン押せるのか?


上記のような質問がありました。
これ以外にもまだあったのですが、思い出しきれなくなりました。。。勿体ない。

質問者の方からは面白い発表をありがとうなど、ありがたいお言葉をたくさん頂きました。

発表の内容も要点が上手くまとまっていて、みなさんがシステムについて細かいところまで理解して頂けた事がとても大きい。

これも全て教授の指導のお陰。
最高の学会デビューでした。



↓学会発表後のはしゃぎぶり

キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!


↓元ネタ




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