2007-10-27

IPコミュニケーション&モバイル

今日は会社のブースの手伝いと称して、国際展示場・東京ビッグサイトで行われたIPコミュニケーション&モバイルを見学しに行った。

そこでは最新のIP電話やウェブ会議など、様々な企業向け製品の展示会をしていた。

少し脱線している気もするが、きれいなスタイルのいいコンパニオンのお姉さんもたくさんいた。
OKI電気はエロ過ぎると思う。
胸が凄い。
嗚呼…。


それはいいとして、このイベント中にやっているセミナーにも参加したがとても面白かったし為になった。

『「iPhone」が携帯電話を変える』ではiPhoneの紹介から、なぜiPhoneが売れるのか、アップル社の戦略とは?という話だった。

iPhoneは個別の機能では勝負せずに、トータルモデルで勝負しているということ。
また、アップル社は買ってうれしくなる・今までに無い携帯電話というイメージを与える戦略がうまく、iPhoneを買ったことに対する喜びを与えることでみんなが欲しくなるように仕向けている。

その例ではiPhone発表したときの展示法で、広いスペースにiPhoneがたった一つ透明なケースに入れられて、あたかも月から持って帰った月の石かのような特別な感じを与えたりする。

・買うまでのワクワク感
・買う喜び
・自慢げに持って買える喜び
・パッケージを開ける喜び
・持つ喜び
・使う喜び
・人に見せる喜び

これらの特別感を与える演出がとにかくうまい。
また、ドコモやauのように新機種を買ってから30分待ったりするようなことはなく、買ってすぐ持ち帰れてあとの手続きは家に帰ってから最高にわかりやすいUIでやってもらう。

ここから何が言えるかというと、これからのモノづくりは機能を特化させて魅力を出すのではなく、『おもてなし』に重点を置いた競争が始まるということである。
この辺で日本のエンジニアは技術ではどうしようもないところなので頭を悩ませることになる。

サービスビジネス時代に突入するこれからのモノづくり。
デバイスはサービスの顔。
売り切りビジネスからサービスビジネスへ。
ユーザ体験は買う前から始まっている。
「機能」ではなく「おもてなし」による差別化。

これらが今後の携帯電話に影響を与えるはず。
非常に楽しみだ。



また、研究でお世話になっているAsteriskの日本ユーザ会の高橋さんの講演があったので始まってソッコーで見に行った。

最後のほうが駆け足になってしまって、しっかりと聞くことが出来なかったがAsteriskがどういうものなのか、これから十分に進化していくOSSであるということ、7年だかでキレーなビルが1つ建つくらいのビジネスである事など色々わかった。
元々はDigiumという会社が社内に高価なPBXを入れたかったが、資金が少なすぎたために導入できないからPBXごと作ってしまえというところから始まったAsterisk。
こういう突拍子も無い発想がアメリカっぽい。

ちょうどよかった。
こういうのを待ってた。

大学院を卒業するまでにはこいつを極める。
あとはSIPだとかTCP/IPとかのネットワーク技術を学んでおく。(出来れば資格が欲しいけど何かないかな?)

頑張ろう。



他には色々ブースがあったが、お姉さんばっかり見てたり、社会人っぽく振舞いながらアンケート書いてお土産回収ばっかりしてたきがするなぁ・・・。
ちゃんと見るものはみてたけどね。
興味ないところはそんな感じ。


あーあと、MicroSoftはいつのまにかOffice Communication Server 2007とかいうのを出してたんですね。
これはユニファイドメッセージングをOutlookとか、Windows Mobileとかを使って可能にした純正マイクロソフト仕様のサーバみたいです。
さすがMSっぽい感じはしてた。(いい意味でも悪い意味でも。)

ほかにはNECのちょっと変わったVPNとシンクライアントを使ったセキュアなシステムとか色々見てきた。
まとめるのがめんどくさくなるくらい見てきたなぁ・・・。

10時に到着して帰ったのが18時。
昼飯食うのも忘れてずっと歩き回ってた。

もう疲れた。
ちゃんとしたまとめは後で書こう…。


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