2013-12-28

俺の2013年はやっぱり運が悪い

昨日で仕事納めでした。納まってないけど。。
仕事上がってから会社の仲の良い方々と今年を振り返る話なんかしたんだけど、どうにも今年はうまく行かなかったことが多い。
しかしまぁそんなことが多く続いたおかげで、ココロもカラダも今年はめちゃくちゃ強くなったと思う。そんな振り返りをしてみます。


1月:チームを外される

早速すごいことになってますね!言い方が悪いかもしれないですけどw
いやーきつかった。1年位一人で立ちあげからやってたプロジェクトですね。
色々勉強になりました。プライベートも含めて精神的に一番きつかった時期。
今だから言えるけど「マンガで分かる心療内科」とか行って、欝じゃないよwとか言われて恥ずかしくなったのを今でも覚えています。

ここから、Node.jsというかJavaScriptを一から勉強し始めます。HelloWorldが動いたときの、「こいつだけは裏切らねぇ。。」という感覚、今でも続いております。


2月:心血注いだサービスがクローズ

クローズが決まっていたサービスがこの時期に完全クローズしました。
掲示板上のユーザーの悲鳴を見ながらつらい思いをしたのを覚えています。

仕事ではNode.jsの勉強も兼ねて、社内で使うからと言われてゲームのフレームワークを作っていました。
その時の上司が今も仲良しのジョナサン。彼の楽しい正確のお陰であの頃の僕はすごく救われていました。


3月:ひたすらJS / Node.jsと向き合う

潜伏期間だった時期。これで飯を食うんだという気持ちで仕事でもプライベートでもJavaScriptとNode.jsにのめり込んでいた時期です。
精神的にもまだ調子が良くなく、カラダを鍛えはじめたのもこの時期。
いろんな縁があって、弊社の研修も手がけているクスールさんにお世話になって、ほんきでJavaScriptコースを受講していました。

4月:クスールを卒業・社内ニート

クスールさんを卒業しました。クライアントサイドのJSに苦手意識が無くなり、すごく良い機会だった。
Node.jsも仕事で沢山書いたり、社内の他のフレームワークを読み込んだり色々勉強出来ていた。
仕事はまぁやっていたんだけど、どうやら作っていたものが使われない感じの空気が漂っていた。やっていたことが無駄になってしまうことにすごく憤りを覚えた。

プライベートでは三島木と傷心旅行に一緒に行ってもらった。
ゲイ疑惑が起ころうとも彼は俺の親友である。


5月:社内ニートをこじらす

なんの仕事をしていたか忘れるくらい自分の勉強だけやらされていた気がする。。canvasのコードがjsdo.itでhot codeに載ったり、結構フロントエンド技術の幅が広がってた時期でもあるかな。
配属が決まるからと言われてずっと放置されていた時期だったような。。配属先も考えてもらっている以上、あんまり変なことはできなかったけどもっと行動すべきだったのか?謎すぎる時期だった。
今ではこんな時期があったからしっかりした知識が付いたんだろうとポジティブに捉える事もできる。でも同じ状況が会社で起こっているようだったら、今後はそういう人を少しでも減らしていきたいと思う。

初の韓国旅行に行ったのがこの時期。おーぱるぱる、、おーぱるぱる、、、


6月:やっと仕事をもらう

6月頭くらいに自暴自棄が加速して、よくあるニートのテンプレを使って社内ニートであることをぶちまけた。
コレに対して社長から「755行け」っていうブッコミがあったりしたけど、結局755側の人員計画の都合で入れなかった。
同時期にやっと仕事が中途半端に決まりました。一時的な配属?みたいなあやふやな感じ。
そこで配属されたのが名村さんの居る高度な畑仕事のチーム。すっごく勉強になった。JavaScriptのお手本集みたいなプロダクトだったし、DevOps的なところ、プロジェクト管理的なところ、全てが上手く行っている超きれいなプロジェクトだった。


7月:畑仕事に精を出す

とにかく吸収できるものはなんでも吸収した。設計だったり細かいコードの書き方だったり。
でもこれだけスバラシイプロジェクトでも、一つだけ問題があった。全然稼げてなかった。明らかなコストオーバー。人材が集まりすぎていた。

この頃はカラダが異常に鍛え上げられていた。筋肉量がめっちゃ増えて、身体つきが完全に変わった。精神的なタフネスも上がっていた時期だったと思うw

あとはTechLionというイベントで自分のことを話す機会を技術評論社のフォンさんから頂いた。場所が六本木スーパーデラックスだったり、すごく緊張もしたけど、さくらインターネットの田中さんや今ノハナで頑張ってる田中くんと一緒に話せてすごく良い機会だった。こういうのがアーカイブされると自分がその時なにやってたかがちゃんと残って良い。


8月:引っ越しをする

代々木駅なのは変わらないけど、駅から反対側に引っ越しした。でかい部屋に引っ越したのですごく快適な生活になったと思う。プライベートもうまく行ってるように思えた。
仕事もそつなくこなし、体力も付いて精神的にもやっと落ち着いたころなんじゃないかと思う。
あんまり印象が薄い時期。


9月:サービス大改修が始まる

サービスが結構やばい状態だったので大改修が始まった時期。
この頃は仕事に対しても本気で向き合えるようになってたし、本気でうまくいってほしいと思っていた。


10月:サービスクローズが決まる

正直がっかりした。
書いていたソースコードをその場でcontrol + A→delete→control + S→command + wするくらいどうでも良くなった。

また物理的に社内ニートが始まった。マジでやること無い状態になった。

趣味で大阪に行くようになった。関西は良い。

あとは闇デザイナーを始めた。
片目惚れスマホ版は処女作だったけど、良い出来だったと思う!
Gruntjsとかstylusとかフロントエンドの技術も積極的に取り入れたりして割と綺麗に作っていた。


11月:dotFesと出会う

京都でクスールさんが開催していたdotFesに相良さんと二人で行ってきた。
webの制作会社系の人たちが話していたりするのをみて、ものすごく刺激を受けた。
打ち上げで実際にその人達と話したりできて、自分もこうなりたいとココロの底から思った。

デザインも積極的にやって、相良さんの計らいでお笑い芸人のトップリードさんの単独ライブ「四度目の正直」フライヤーデザインもやらせてもらった。
イラレとフォトショ体験版をインストールし、操作を覚えるために参考書を2冊買った。
自分がかっこいいと思うものを要件に合わせて出来るかぎり納得行くまで創る。
ものすごく良い体験だったのを今でも覚えている。

仕事は社内ニートが続きそうで以前の自分に戻りそうで嫌だったが、その期間中は「人のためになるものを創る」という社内ニートのプロの方の言葉が刺さっていたので頑張っていた。
少しずつ成長している。その時期やった仕事がちゃんと実ったのか、今ではその仕事の延長でちゃんとしたミッションをもらえている。腐らずにやるってのが大事だとわかった時期。
そして新規ゲームの開発にジョインすることになった。


12月:クリエイターとして目覚める&プライベート崩壊

先に仕事の話をしておくと、ものすごく順調。
新しいゲームのフレームワークを名村さんの下で作りながら、スクラムみたいなプロジェクトのフレームワークをメンバーに向けて実践させてもらったり、高度な仕事にちゃんとコミットできている状態がものすごく良い。
部門全体に向けた仕事の依頼も来るようになったし、色々辛い時期を乗り越えて、仕事が無駄になったと腐ることなく続けてきた結果だとも思う。

しかしまぁプライベートが最悪です。
僕が完全に悪いんですけどね。辛い時に親身になってあげられなかった。
動悸が止まらなくなって、内科に行ったら安定剤をもらいました。なんてメンタルの弱い男だ。
まぁこれを機に更にタフネスになっていくんだろう。しゃちょーも言ってたしな!

トップリードさんの仕事はweb制作もやらせてもらって、太田プロダクションのホームページにバナーとサイトが掲載されたりした。
こういう仕事でお金は1円ももらってないのだけど、フライヤーできたよー!とかtwitterでファンに向けて投稿して、さらにそれにかっこいい!とかコメントがついていくのを追っていくのがすげーうれしくてたのしくて、これはやめられない仕事だと痛感した。
デザインの仕事というか、表に見えるところの仕事って本当に楽しい。

会社のUnity講座もやったな。すごく面白かった。というか3Dのネイティブゲームも創れるようになった。これはほんとに幅が広がって良いことだと思う。


ふりかえり

しゃちくとしての79

全く仕事で使ったこと無いJavaScriptを使ったエンジニアとしてすっかりジョブチェンジできた。
去年は1年間ずっとプロジェクトマネージャーとして企画とかイラスト・シナリオのディレクションとかそんな変な仕事をしていたけど、その経験は今のスクラムをチームのイラストレーターさん達に適用させるときとかにちゃんと生きてる。
無駄にならないかどうかは自分次第なんだなと思った良い瞬間だった。
最近決まったことですが、クスールさんのNode.js講座を副講師として手伝うことにもなりました。2月からやります。すごい成長だと思うよ!

にんげんとしての79

辛いことがありすぎて、人間的にめちゃくちゃ強くなったと思う。
会社やプライベートで不条理に負けそうになることもあったけど、そういうモノに対して暴言を吐くんじゃなく、自分の悪いところを直せるように日々精進する。そうすればなんとかなる!
迷惑かけた人達にはもう反省しかないです。

クリエイター79

創ったものを見てもらえる楽しさから、それを創るための工程を全部出来るようになりたいと強く思えてすごく良い機会を相良さんにはもらったと思っています。
まだポスター印刷など仕事が残っていますが、単独ライブ本番がめちゃくちゃ楽しみ。

デザインをAdobeインストールするところから始めて、web制作でフロントの実装を真剣にやり、仕事ではハイレベルな環境でサーバサイドの実装をする。今後はUnityとか、ネイティブの領域にも入って行きたい。
もっとそれぞれが自分で出来るように、来年はいろんな案件をこなしていきたいと思っています。

まとめ

運が悪いなんてタイトルをつけたけども、まぁ運は悪いんだけどw、クリエイターとしてちゃんと成長してる感じがあって良い1年になったとは思う!
そのキッカケになったNode.jsとの出会いだったり、デザインを本気でやってみた経験だったり、そのキッカケをくれた会社や周りの方々に本当に感謝しています。

いいことばかりではなかったけど、来年は良い運勢であることを祈り、苦労が実ったね!なんて言われる日が来るのをひたすら精進しながら頑張りたいと思います。

長文お付き合い頂き誠にありがとうございます。
今年も一年ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。